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2023年11月20日(月曜日)

ヤングケアラーを支える地域社会を目指し 教育月間シンポジウム 石岡で200人参加

家族やきょうだいの介護や世話を大人にかわって行うこどもたち「ヤングケアラー」について考えるシンポジウムが11月18日、石岡市で開かれ、200人が参加しました。

シンポジウムでは、小学6年生のころから母親の介護や妹の世話を経験したお笑い芸人、平成ノブシコブシの徳井健太さんが講演しました。高校時代の生活で「学校とアルバイト、それに、家族の世話を両立し、自由時間が1日2時間ほどしかなかった」と自らの経験を振り返り、参加者は「周囲の大人にしてほしかったことは何か」などと質問を寄せていました。

また、ヤングケアラーの支援に取り組むNPO法人・セカンドリーグ茨城やスクールソーシャルワーカー、PTA連絡協議会の代表らがパネルディスカッションで意見を交わし、それぞれの立場が連携することの大切さを確認していました。

イベントは「いばらき教育月間」の一環で行われ、県内の教員や行政職員など200人が参加しました。

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