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2023年11月07日(火曜日)
県西・不法投棄で男ら3人逮捕 1200トン不法投棄か
(写真はすべて県警提供)
おととし6月、古河市内にがれきなどの産業廃棄物およそ3トンを不法に廃棄したとして、茨城県警生活環境課などの合同捜査本部は、11月7日、廃棄物処理法違反の疑いで、男ら3人を逮捕しました。
逮捕されたのは、住所不定土木業の若山徳男こと大塚徳男容疑者62歳、八千代町の無職、青木武夫容疑者67歳、同じく八千代町の無職、諏訪正巳容疑者64歳の3人です。3人は、おととし6月1日、古河市西間中橋の借りた土地に家屋の解体工事で出たと見られる袋詰の廃タイルやがれきなどおよそ3トンを不法に廃棄した疑いが持たれています。
茨城県警によりますと、3人は2020年10月からことし4月にかけて、古河市や、下妻市、八千代町など合計9カ所1200トン以上の産業廃棄物を不法投棄したとみています。市役所や県などが複数回に渡り行政指導を行っていましたが、3人は「一時的に仮置きをしている」として、指導に従っていませんでした。
警察は3人の認否を明らかにしていませんが、大塚容疑者が、廃棄物関係のブローカーの役割を担い、解体業者から処分費用を受け取りながらそのまま放置して利益を得ていたとみて、余罪も含めて捜査を続けるという事です。