制限時間5分 即興で花いけ「全国高校生花いけバトル茨城大会」優勝は小瀬高校 連覇

即興で生け花の作品を仕上げその出来を競う「全国高校生花いけバトル茨城大会」が10月28日、水戸市で行われました。花いけに青春をかける県内の高校、群馬から参加した藤岡北高校を加えた、12校・31チームが参加し、用意された茨城県産の花材を組み合わせて熱い戦いを繰り広げました。生徒たちは2人1組ととなり、花を選んで即興でいけていきます。制限時間は5分間です。個性豊かで迫力ある作品が並ぶなか、決勝は、予選を勝ち抜いた県立小瀬高校のチーム・カトレアと県立取手二高のチーム・瑞花（ずいか）が対戦しました。審査員による出来栄えや所作などの評価に加え、観客による評価の合計点で競った結果、465対437で
小瀬高校が去年に続いての優勝を飾りました。優勝した小瀬高校3年生の高野壮磨（そうま）さんは決勝での自身の作品について「バラなども入っていますが、日本の雰囲気を入れて作ってみました」、2年生の木村柊汰（きむらしゅうた）さんは優勝の感想として「初めての大会で優勝できると思っていませんでした。うれしい気持ちでいっぱいです」とそれぞれ話しました。小瀬高校は来年2月に香川県で開催される全国大会に出場します。