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2023年10月23日(月曜日)
関東大会・準々決勝 常総学院10対5花咲徳栄
秋の高校野球関東大会は、10月23日、栃木県宇都宮市内で準々決勝が行われ茨城県代表の常総学院が、埼玉県代表の花咲徳栄を10対5で破って4強入りし来年(2024年)春のセンバツ甲子園の有力校になりました。
常総学院は、エースの小林芯汰が序盤、コントロールに苦し三3回表までに5点を失いました。それでも、あきらめずに食らいつき、5対5の同点で迎えた3回裏、9番・池田翔吾が、勝ち越し打となる2点タイムリーツーベースを放って突き放し、その後は、4番・武田勇哉が、6回裏にソロホームランを放つなど大技小技を繰り出して17安打10点で競り勝ちました。勝って4強入りした常総学院は、来年(2024年)3月に阪神甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球大会出場の目安に到達し有力校となりました。
常総学院の島田直也監督は「大きな2勝だが、関東大会は優勝を目指す。有力校入りとは関係なく準決勝以降を戦う」、若林佑真主将は「ここで終わらず、関東大会で優勝して神宮大会に行くことが目標」などと浮かれることなく気持ちを引き締めました。勝ち越しの2点タイムリーヒットを放った池田翔吾選手は「インコースのまっすぐを打った追い込まれていたので狙った」、ソロホームランを含む4打点を挙げた4番の武田勇哉選手は、「技術はまだまだ。変化球をとらえきれないことが課題。もっとレベルの高い野球をしたい。」と語りました。
常総学院は10月28日の準決勝の第1試合で、栃木県代表の作新学院と対戦します。