ニュース
2023年10月23日(月曜日)
菊池精機、地域の小学生にモノづくり体験 工場見学イベント
金属の精密加工などを手がける日立市の菊池精機が、小学生を対象にした工場見学と工作体験を組み合わせたイベント「茨城から宇宙へ」を、宇宙開発で関係が深い、那珂市の宇宙産業を支える民間企業の工場で開きました。
地域の子どもにモノづくりへの関心を高めてもらおうと、親子30人が参加、初めに、千葉県柏市にある「手作り科学館 Exedra(エクセドラ)」の館長で、東京大学出身の羽村太雅さんが「超小型衛星の開く宇宙の窓」と題して講演しました。羽村さんは科学館で科学を教え、化石なども展示しています。
工場見学で、担当者は発電設備向け部品の金属加工工程などを紹介しました。
工作体験では手のひらにのるロボットのミニチュアづくりに、子どもたちが真剣な表情で取り組んでいました。
イベントの開催については、超小型人工衛星向け部品の開発など宇宙関連の新事業に取り組んでいることを対外的にアピールするのも狙いの1つです。