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2023年10月23日(月曜日)
増える市民ランナー 手軽で身近
空前のランニングブームが続いています。全国各地で市民マラソンが盛況です。来週開催が予定されている「水戸黄門漫遊マラソン」も当初は参加者がどの程度集まるか心配されていましたが、1回目の開催ですでに多くのランナーが集まり、今年も多くの市民ランナーで賑わっています。
今後、大会を盛り上げるには、増加する市民ランナーを巻き込むことも欠かせません。水戸市の千波湖を拠点に活動するランニングチーム「我流AC」に所属する、会社員の出澤孝臣さんは高校時代の部活動経験では野球でしたが、大学卒業をきっかけに、誘われて「我流AC」に参加し、市民ランナーになった1人です。走ると、達成感が野球以上になったといいます。練習法も何も分からない中で走りの基礎を学び、走り込みを続けました。
「我流AC」代表の檜山圭吾さんは高校時代の部活動が陸上で、その経験を活かしてクラブを立ち上げました。30人の社会人と150人の小学生らが参加しているという「我流AC」。水戸黄門漫遊マラソンには10人が出場予定です。「市民ランナーを育てたい」。次の時代を見据え、選手を育てています。