衆院議長に額賀氏を選出　細田氏の後任

臨時国会が召集された10月20日、衆議院は午後の本会議で細田博之議長の辞任を許可し、後任に自民党の額賀福志郎元財務大臣を選出しました。79歳の額賀氏は茨城2区選出で、1983年に初当選しました。当選は13回で、防衛庁長官や自民党の政務調査会長などの要職を歴任してきました。額賀氏は議長選出後、衆議院本会議で「わが国は内外で多くの課題に直面しており、国会が果たす役割はかつてなく大きい」とあいさつしました。

一方、細田氏は10月13日の記者会見で、ことし7月に脳梗塞になるなど体調不良を理由に辞任を表明し、19日、海江田万里副議長に辞表を提出しました。任期途中の辞任は2015年の町村信孝氏以来です。（共同）