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2023年10月20日(金曜日)
茨城県医師会会見 コロナ9波は落ち着きも インフルでの学級閉鎖は100クラス以上
茨城県医師会の鈴木邦彦会長は10月20日行われた記者会見で、「県内における新型コロナの第9波は落ち着いているものの、インフルエンザの新規感染者は7週連続で増えている」と明らかにしました。
県医師会によりますと、県内で新型コロナに感染し重症・中等症で入院している人は10月17日時点で31人で、9月の同じ時期と比べると3分の1程度に減っています。一方、インフルエンザに関しては、先週一週間の新規感染者の定点報告数が12.72でした。全国平均は9.99で、全国と比較しても3ポイントほど高く、7週連続で増加しています。また、県内の感染者を保健所別にみると、最も多いのは土浦市の23.18でした。そのほかに定点あたりの報告数が10を超えているのは、潮来市、水戸市、龍ヶ崎市、ひたちなか市、日立市、つくば市の6市です。また、県内の幼稚園、小中学校、高校、特別支援学校のうち、インフルエンザで学級閉鎖になっているのは104クラスです。
医師会は、マスクを着用するなどの感染対策やワクチン接種をして予防に努めてほしいとしています。