「救急搬送必要と思わず」入管収容死、警備官が説明

牛久市の東日本入国管理センターで2014年、カメルーン国籍の当時43歳の男性が収容中に死亡したのは入管側が注意義務を怠ったためだとして、遺族が国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審口頭弁論が10月12日、東京高裁で開かれ、入国警備官として対応した職員の証人尋問がありました。職員は「救急搬送が必要なほど重篤とは思わなかった」と述べました。（共同）