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2023年10月13日(金曜日)
那珂川・久慈川治水対策 2026年度まで延長
4年前の台風19号水害のあと、国は、那珂川と久慈川で堤防の整備といった緊急治水対策の工事を進めていますが、工期が、2026年度まで延長されたことがわかりました。
4年前の台風19号水害では、那珂川と久慈川の堤防が決壊するなどして2人が死亡、1人が行方不明になり、住宅が5000棟あまり浸水しました。緊急治水対策の工事は、当初、来年度(2024年度)に終わる予定でしたが、新型コロナの影響で工事や住民説明会が一時中断し、地盤改良の必要性が出ているということです。事業費も1000億円から事業費が1460億円に増額され、工期も、2026年度まで延長されたということです。
国土交通省常陸河川国道事務所の関係者は、「ソフト対策としっかり連動できるよう、作業を進めていきたい」などと話しています。