牛久・市が事務局を務める団体から　使途不明金769万円

牛久市が事務局を務める5つの事業団体でおよそ769万円の使途不明金があることが分かりました。これは、10月11日の牛久市の臨時の記者会見で発表されたものです。

使途不明金が明らかになったのは、「牛久市地域担い手育成総合支援協議会」など農業政策課の管理する5つの団体です。牛久市では9月末、市長の交代に伴う名義変更のため、市の管理する通帳を確認したところ、会計帳簿に記載のない引き出しが確認された為、関係する職員などに聞き取り調査を行っていました。その結果、当時農業政策課に勤めていた50代の職員が部下に、通帳から引き出し、現金化するよう指示していた事が判りました。この職員は、聞き取りに対して現金化を命じた事を認めたうえで、「消耗品などの購入に使った私的流用はしていない」と述べているという事です。

牛久市では、顧問弁護士と相談しつつ今後の対応を決めるとしています。