土浦日大、国体・高校野球で決勝なく優勝

鹿児島国体・特別競技の高校野球で、3年生中心の最後の大会となった土浦日大は、10月11日行われた準決勝で大阪・履正社に逆転勝ちして2強となり、仙台育英ととともに「両校優勝」となりました。

鹿児島国体・特別競技の高校野球は、夏の甲子園で4強入りした土浦日大を含めた8校によるトーナメントで行われました。土浦日大は、10日の準々決勝で、おかやま山陽に7対1、11日の準決勝で、大阪・履正社に8対7で逆転勝ちして2強入りしました。特に、11日の試合では、リードを2度許す苦しい展開でしたが、5対7で迎えた9回表に、1アウト満塁から4番・太刀川の犠牲フライ、5番・塚原の内野安打と相手守備の乱れで3点を返して逆転し最後は左のエース藤本が締めました。

会期序盤に繰り返された雨天順延で決勝がなくなったため、国体の高校野球は、規定により、土浦日大が、慶応と北海を下した仙台育英とともに両校優勝となりました。

日本スポーツ協会によりますと、土浦日大の高校野球・国体優勝は1974年の茨城国体以来2回目で、茨城県勢の優勝は1984年の取手二高以来39年ぶり3回目となります。