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2023年10月10日(火曜日)

岸田総理 臨時国会で補正成立 解散触れず

岸田総理が10月7日、水戸市内で講演し、20日から始まる臨時国会で補正予算の成立を目指したいと述べました。

7日は、栃木県と茨城県で酪農と林業の現場を視察し、夕方、水戸市内のホテルで自民党茨城県連の意見交換会に参加しました。岸田総理は、20日から始まる臨時国会に触れ「是非今月中に経済対策を取りまとめて補正予算を編成し、臨時国会において提出、成立をさせたい。多くの国民が物価高に苦しんでいる」と話しました。

会合はこのあと非公開となり、9月の記録的な大雨や福島第一原発の処理水放出をめぐる対策など、課題への方針を説明したということです。岸田総理が、この秋衆議院の解散に踏み切るのではないかとの観測も出ていますが、

自民党茨城県連の梶山弘志会長は終了後、解散・総選挙の年内実施について「解散までまだ2年ある。任期がその中でどう考えるかだ。解散ありきじゃない。解散の話はなかった」と話しました。

自民党岸田派の葉梨康弘元法務大臣は「直接自分のことまで説明いただき距離を縮めることが大事。解散に関しての話は何もなく、直接質問する人もいなかった」と話しました。

非公開のなかでも、政策全般についての意見交換が続いたということです。

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