日立　全国唯一の鵜の捕獲場公開 鵜漁も特別披露

10月1日から始まった茨城ディスティネーションキャンペーンに合わせ、鵜飼いで使われるウミウの捕獲場がある日立市では、地元に伝わる鵜を操り、魚を捕える徒歩鵜漁を鑑賞するツアーが開催されています。

日立市の十王地区では、日本で唯一のウミウの捕獲場があり、今でも年に1回、鵜匠が川に入り、鵜を操って魚を捕る徒歩鵜漁の実演が行われています。今回のツアーでは、「ウミウ捕獲伝統技術保持者」による案内のもとウミウの捕獲場も特別公開されます。

ウミウ捕獲技術保持者の柴田勝典さんは、2人しかいない技術保持者の後継者確保の為にも、今回のツアーは意義があると話します。このツアーは9日まで、日立市の国民宿舎「鵜の岬」を会場に行われます。