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2023年09月29日(金曜日)

鹿島学園、常総学院が関東へ 高校野球

来年(2024年)春のセンバツ甲子園へ大きな資料になる秋の高校野球・茨城県大会は、9月29日、ひたちなか市民球場で準決勝がおこなわれ、鹿島学園と常総学院がそれぞれ勝って、ともに3年ぶりの関東大会出場を決めました。

第一試合は、鹿島学園が、水戸工業に7回コールド8対1で勝って3年ぶり2回目の関東大会出場を決めました。1点を追う展開だった鹿島学園は、3回裏、2者連続の押し出し四球で逆転しました。その後も、追加点をあげ、引き放しました。

投げては、左のエース・中根を含めた3人の投手が、継投で水戸工業打線を抑えました。試合後、鹿島学園の清水僚太主将は、「関東大会に行くことで満足せず、センバツ甲子園を目指す」、鈴木博識監督も「先に点を取られて固さが取れた。ゲンの良い球場で関東大会出場を決められて嬉しい。関東大会はクジ7分、力3分、組み合わせ次第」とにこやかに話しました。

第二試合は、常総学院が、水戸一高に7回コールド8対1で勝って3年ぶり18回目の関東大会出場を決めました。水戸一高に先制された常総学院は、3回裏、武田のタイムリーヒットを含む4連打で勝ち越し・逆転に成功し、7回までにヒット12本を重ねました。

投げては、エースの小林芯汰投手が最速147キロの直球を主体に完投しました。常総学院の若林佑真主将は「関東大会では全国のトップレベルのチームが来るので春のセンバツにつながる大会にしたい。小技を使いながら戦いたい」、島田直也監督も、「先制されて気が引き締まった。関東は強豪揃いなのでエースの小林を中心に、優勝を目指す」などと話しました。

鹿島学園対常総学院の決勝は、10月1日、ひたちなか市民球場で行われ、2校は、10月21日から栃木県で開かれる関東大会に茨城県代表として出場します。

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