日立・大雨復旧に30億あまりの補正予算

9月8日の記録的な大雨で、大きな被害を受けた日立市は、復旧に向け、30億円あまりの補正予算を27日、小川春樹市長が専決処分したと発表しました。

日立市では、記録的な大雨の影響で、市内を流れる39の河川が氾濫し、26日現在で、床上浸水218件床下浸水239件など、市民生活に大きな被害をもたらしました。30億あまりの補正予算は、庁舎の浸水対策や河川の応急工事費用など、復旧にかかる応急経費です。中でも、日立市役所は記録的な大雨で近くの川があふれて浸水する被害を受け、地下の電源設備が水につかって停電しました。庁舎の電話回線の一部が通じなくなり、災害対策本部を一時、移転しました。市内を流れる河川で、氾濫した河川のほとんどが市の管理する中小河川でした。