季節外れ　茨城県内全域にインフルエンザ注意報

季節外れのインフルエンザの流行に注意報が発令されました。茨城県はきょう（9月28日）、県内全域でインフルエンザの患者数が基準値を超えたとして、注意報を出しました。現在の調査方法になって以降、もっとも早い発令です。

インフルエンザについて、9月18日までの1週間に1医療機関あたりで11・01人の感染が報告され、今シーズン初めて注意報発令の基準となる10人を超えました。保健所別では、土浦で37・09人と警報基準の30人を超え、潮来も17・85人と感染者が目立っています。水戸市が9.58人、つくばが9・00人、竜ケ崎が8・44人と注意報発令の基準に近いレベルです。

県は、感染を回避する行動をとるとともに、「手洗い、うがい」「咳エチケットの励行」、「予防接種」などを呼び掛けています。