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2023年09月28日(木曜日)
中国の春秋航空 10月から一転して減便、休止へ
8月に週4便で再会した中国の春秋(しゅんじゅう)航空が運航する茨城空港発着の上海便が一転して10月9日から週1便に減ることになりました。さらに、29日からは、運休するということです。
春秋航空は搭乗者の減少が理由と説明していますが、福島第一原発からの処理水海洋放出で日中関係の悪化が懸念されるなか、中国からの旅行中止が相次いでいることが背景との見方もあります。
茨城県空港対策課によりますと、数日前、春秋航空から「利用が低調なので事業計画を変更する」と連絡がありました。春秋航空の上海便の搭乗率は運航再開当初は8割でしたが、福島第一原発からの処理水海洋放出開始後は5割ぐらいに落ちていたということです。
県では「海洋放出の影響がなかったとはいえない」などと話し、定期便再開に向けて交渉したいとの考えを示しています。