東海村議会調特委　2本目「賛成」請願可決

日本原子力発電・東海第二原子力発電所の再稼働の是非について、東海村議会は、21日に引き続き、きょう（9月26日）も、原子力問題調査特別委員会で請願を審議しました。この結果、再稼働を求める立場で出された東海村環境整備事業協会からの請願を賛成多数で可決しました。

原子力問題調査特別委員会には、再稼働への賛否あわせて4本の請願が出されており、再稼働を求める請願の可決は21日の「東海村商工会」に続いて2つ目となります。

東海村議会では、議長以外の全員が委員となる原子力問題調査特別委員会で2年半をかけて審議し、委員会は三十数回に及びました。きょう（26日）の委員会採決は、東海村環境整備事業協会からの請願で、採決に参加した12人中、最大会派「新政とうかい」の賛成7人の挙手多数で可決しました。一方、反対の立場にある団体からの2本中1本目の請願も審議・採決し、挙手4の賛成少数で否決しました。

特別委員会の構成は、議長を除く16人ですが、9月21日の採決と同様委員長が病気で欠席し副委員長も採決に加わらずさらに公明党の2人の議員は賛成の立場で出された請願に対する採決を棄権しました。今後は、次回・10月12日の調査特別委員会で再稼働に反対する残る1本の請願を審議し、採決した後、本会議へ送られます。