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2023年09月25日(月曜日)

災害に備えて 学んで備える 「防災ファミリーフェス」

9月23日から24日にかけて、水戸市では防災に関するイベント「防災ファミリーフェス」が行われました。避難生活で一度に様々な家電を使用できる給電車、自宅からの避難経路を示す「マイマップ」入力機能を搭載したアプリ災害時の対応に参考になるという、VRを使った月面クルーザーのタイヤの履き替え体験などのブースが並びました。

給電車を紹介したブースでは「いま、雨が降ると非常に危険な雨になったりする。今後、そういうことが起こりうる状態になってもしっかり準備してほしい」と話しました。

「マイマップ」入力機能を搭載したアプリを紹介したブースでは「自分の自宅を起点にどういう危険があるかがテーマ。安全に災害時でも過ごせるようなマップづくりをしてほしい」と話しました。

災害時の対応にも参考になるという、VRを使った月面クルーザーのタイヤの履き替え体験を紹介したブースでは「タイヤ交換なども自らできるよう、月面のクルーザーのVR体験を通して備えてほしい」と話しました。

主催したのは8年前に発足した、茨城県内のトヨタ販売のディーラーでつくる「茨城ワクドキクラブ」です。日ごろは、クルマファンづくりの活動を行っていますが、事務局リーダーの長谷部孝之さんは「地域の皆さんといっしょにこうした活動を行うことも大切」と話しました。

子ども向けの様々なコンテンツもあり、会場を訪れた人は「キャンドルづくりなど(子どもたちは)楽しんでいます」と話しました。

水戸市消防本部による災害時の火事が起きた空間での煙の疑似体験、陸上自衛隊による災害救援に当たる車両展示なども行われていました。

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