茨城県へ激甚災害指定要望　台風被災の県北3市

台風13号で被災した県北部の北茨城、高萩、日立の3つの市は、9月15日、激甚災害の指定を県に要望しました。

豪雨による水害で、3つの市では、死者があわせて2人、浸水害が1100棟あまり、土砂崩れが170か所前後、さらには、農林水産などにも被害があります。

3つの市のうち、北茨城市の豊田稔市長は「死者が出て、水産加工施設などの被災、河川の氾濫を踏まえれば、早期解決に向け復旧の速度を上げる必要がある」などとその主旨を説明しました。また、豊田市長は、高北清掃センターの視察に訪れた防災環境や土木を所管する県議会の2つの常任委員会に対し、「雨が降ったらゴミや草などの清掃や管理がされていない中小河川が詰まって流れないので水があふれる」などと現状の対応に苦言を呈しました。