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2023年09月11日(月曜日)

過疎地域にインターン 関係人口増加策 茨城県

茨城県は、過疎地域の中小企業に都市部の学生を呼び込み、インターンシップで移住につながる関係人口を増やそうという事業に乗り出します。

関係人口とは、訪れたり、関心をもってもらったりする人を差していて、県では、補助金を設定して移住につながる関係人口の増加策を進めていますが、交通手段が整っている地域で増加する一方、過疎地域での増加は見られません。そこで、過疎地域の中小企業に都市部の学生を呼び込み、商品開発や新規事業にチャレンジする「実践型インターンシップ」を実施し、過疎地域での関係人口の増加策に乗り出します。大学生らに中小企業のリアルを学んでもらいながら、地域に滞在する間、自然豊かな風景や地元の人たちの温かさに触れることで、魅力や関心を深めてもらう狙いです。滞在期間中は、農家との交流会などが計画されています。

県は、開会中の定例県議会に提案された補正予算案に1600万円を計上し、常陸太田市や潮来市など11の市と町から最大15社を選定してこの秋から事業をスタートさせます。

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