牛久市長選挙、元県議の沼田和利氏が初当選

任期満了に伴う牛久市長選挙は、新人で、自民と公明などが推薦した元県議の沼田和利氏が初めての当選を決めました。

牛久市選挙管理委員会が発表した開票結果です。

沼田(ぬまた)和利(かずとし)　無所属　新　当選　1万2255

横田(よこた)清泰(きよやす)　無所属　新　1万1106

坂野(さかの)美紗子(みさこ)　維新　新　4496

赤須(あかす)理世自(りよじ)　無所属　新　367

この結果、無所属の新人で元県議の沼田氏が初めての当選を決めました。

初当選を目指したほかの3人は及びませんでした。

沼田氏は、牛久市出身の46才。選挙戦では、自民党県連や公明党県本部などが沼田氏を推薦しました。公約には、教育改革や子育て支援、観光資源の活用を掲げたほか、スポーツイベントの誘致など地域振興策も訴え、政治経験をアピールして与党系候補同士の争いに競り勝ちました。沼田氏は、初当選を決めた9月10日、時折涙を流しながら「期待を裏切らないように精進する」などと抱負を述べました。

投票率は40・99％で、前回を3・2ポイント上回っています。任期は10月3日から4年間です。