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2023年09月11日(月曜日)
浸水被害に支援考え 大井川知事 現場視察
台風13号に伴う大雨で被災した県北部の3つの市の被害状況について、大井川知事は9月10日、床上浸水した北茨城市の水産加工会社を視察後、できる限りの支援を行う考えを示しました。
茨城県では大雨により、北茨城市の川で見つかった20代男性の死亡が確認されたほか、およそ450棟の住宅浸水が確認されました。
大井川知事は10日、日立市で近くの川から水があふれて浸水した市役所の1階や地下電源設備を視察しい、高萩市では、川の護岸が崩壊した関根川の現場を訪れました。
北茨城市では、川の氾濫で冷蔵庫や電源設備が浸水した水産加工会社を訪問しました。視察後、県内の被害状況について、「台風の規模はそれほどでもないという予報だったが、未曽有の豪雨をもたらし、近年の災害の深刻さ、厳しさが増していると痛感した」と述べました。資金援助など、支援については「国とも連携して、行政として、被災された方にできる限りの支援をしたい」と述べました。