ニュース

2023年09月05日(火曜日)

八間堰工事を年度内完了へ 牛久沼の越水

6月の豪雨で越水した牛久沼について、茨城県は、監視体制を強化するとともに当時機能しなかった下流の水門「八間堰(はっけんぜき)」の工事を今年度(2023年度)内に完了させることを明らかにしました。これは、大井川知事が、9月5日開かれた定例県議会でいばらき自民党・西野一議員の代表質問にこたえたものです。

牛久沼の越水については、つくば市内の観測所で24時間あたり254ミリの戦後最大の雨量を観測しました。しかし、下流の水門「八間堰」が工事中で機能せず観測器の不具合や危険水位の未設定などによって周辺自治体への連絡が遅れたことが問題視されました。このため、8月7日から外部の有識者で構成する「越水対策検討委員会」による検証が進められています。

牛久沼の越水については、学識経験者による委員会の検証結果が年内にまとまる予定になっています。

新着記事一覧