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2023年09月04日(月曜日)

牛久市長選告示 新人4人の選挙戦スタート

任期満了に伴う牛久市の市長選挙が、9月3日告示され、新人4人による7日間の選挙戦がスタートしました。

牛久市長選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも新人で、自民党茨城県連と公明党茨城県本部が推薦する無所属で元県議の沼田和利(ぬまた かずとし)氏・46才、日本維新の会公認で、自営業の坂野美紗子(さかの みさこ)氏・42才、無所属で元経済産業省職員の横田清泰(よこた きよやす)氏・53才、無所属で元県職員の赤須理世自(あかす りよじ)氏・61才の4人です。

 

元県議の沼田氏は「このシャトー、エスカードという地域的な問題に加え、今、皆様がご相談されるのが物価高に対する問題を市としてどうにかできないのか。この問題だって、取り組むことだってできる」地元のために汗を流すと訴えました。

翻訳業などが仕事の坂野氏は「政治も時代に合わせて変わっていかなければならない。その改革ができるのは、身を切る改革をしている日本維新の会だけ。牛久市の出身ではないが、しがらみだらけの政治を終わりにしたいと」

横田氏は、国から栃木県益子町に出向し、副町長もつとめました。「人口減少の問題と財政の健全化が課題。330億円の起債を抱えているのに、その借金を一向に返していない、健全な状態といえるか。今すぐ、財政の健全化を図るのが必須ではないか」

元県職員の赤須氏は、街頭活動中の取材に対し「国際観光都市を目指そうと訴える。牛久市のイメージアップを話し合って、作戦を考えたい」

牛久市では、現職の根本洋治市長が引退を表明しています。選挙戦では、産業団地の整備と一体化した圏央道への新たなスマートインターの設置や、日本遺産「牛久シャトー」の運営方法、防災力強化、報酬削減による財政見直しなど今後の牛久市のあり方について、それぞれの意見を戦わせます。牛久市長選挙の有権者数はおよそ7万5百人で、9月10日に投開票されます。

 

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