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2023年08月28日(月曜日)
市松人形「祐月」が寄贈 茨城県社協、各施設で設置へ
水戸市の老舗人形店「祐月本店」が、合わせて70体の市松人形を、茨城県社会福祉協議会を通して、県内の社会福祉施設などに寄贈しました。市松人形は7歳から8歳の子どもをモチーフにした着せ替え人形です。
寄贈した市松人形は最高ランクの着物を羽織り、きれいな色合いに彩られて、コンパクトな大きさです。国際交流などの場面で贈られる機会が多く、「人との相性が合う」などと、時期を問わず年間を通して親しまれています。「祐月」創業130年の事業で計画されていましたが、コロナ禍で接触が制限されてきたため、予定より3年遅れてようやく、寄贈が実現しました。
茨城県社会福祉協議会が呼びかけたところ、これまでに茨城県内の社会福祉施設などの団体が設置を申し出て、50体の設置場所が決まっています。今後、20体の設置場所を検討しているということです。