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2023年08月28日(月曜日)
早期化や複数回実施の予定 県教育長定例
教職に意欲のある優秀な人材を確保しようと茨城県は、2025年度採用の県公立学校の教員採用試験について、今年度より1か月早めたり選考を複数回実施したりして、教員志願者の早期確保の方針を明らかにしました。
県によりますと、来年度実施する教員採用試験は今年度より1か月程度前倒しし、来年3月中に出願期間を設け、1次試験は5月12日日曜日に実施する予定です。2次試験を7月頃に実施し、結果発表は8月頃を予定しています。今年度の教員採用試験は6月末に1次試験、8月中旬に2次試験を行い、9月末に結果発表を予定していますが、教育実習や民間企業の採用試験などと日程が重なることから1か月前倒しし、優秀な人材を確保したいとしています。また、大学3年生を対象とした前倒し選考も実施する予定で、小学校教諭を希望する人を対象に、『教職専門試験』を今年12月に行う予定です。合格者は夏に実施する1次試験の教職専門試験が免除され、『専門教科試験』のみを受験するため、負担の軽減になればとしています。森作宜民県教育長は「県内の人はもちろん、県外からも茨城の教員を志していただきたい」と話していました。