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2023年08月25日(金曜日)

茨城県医師会「コロナ第9波入った」見解

茨城県医師会の鈴木邦彦会長は8月25日行われた記者会見で、県内における新型コロナの感染状況から「第9波に入ったとみている」という見解を示しました。

茨城県では、8月23日時点で新型コロナに感染し重症、中等症以上で入院している人が101人いて、このうち重症患者は12人です。1か月前の入院患者、重症者と比べるといずれも倍増していて、8月には毎週増え続けています。また、8月1日から19日にかけて行った5類移行に伴う調査では「問題あり」と回答した医療機関が増えました。このうち5類移行後に新型コロナ患者を外来で診はじめた医療機関は、16パーセントが「問題あり」と回答していて、「キャパシティーを超えた発熱患者数の時があり、一般外来に影響が大きい」などとしています。

鈴木会長は、まもなく夏休みが終わり、学校が始まると、さらに感染が拡大する恐れがあると指摘しています。そのうえで、換気や手洗い、マスクの着用など基本的な感染対策をしてほしいと呼びかけました。

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