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2023年08月18日(金曜日)

河内町では、新庁舎建設へ本格的に動き出す

県南部の河内町は、老朽化が進んでいるとして、現在の庁舎の建て替えに向け具体的に動き出すことになりました。牧山龍雄町議会議長を委員長とする有識者らによる検討委員会から「新庁舎を作るべき」との答申書が出され、野澤良治町長も「5年後をめどに実現できれば」と前向きな考えです。

河内町では、1969年に建てられた現在の庁舎の老朽化が進んでいます。2011年に耐震補強が施されましたが、雨漏りなどが見られます。利根川・大規模氾濫時の浸水想定区域内にあり、水害の発生で庁舎が冠水すれば役場の拠点機能はストップします。有識者らによる委員会は、さらに、エレベーターや体が不自由な人が行き来しやすい作りがなく、会議や相談、休憩などのスペースも狭いと指摘しています。

新庁舎の建設にあたっては30億円前後の予算を想定し、5年後の2028年度までに10億円の基金を積み立て、残りの20億円は借入金を当て、30年間で償還します。いつまでに新しい庁舎を建設するかは「早い時期」との表現にとどめています。

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