戦争談②　水戸空襲で田添洋子さん「正しい情報の見極めが大切」

戦争体験を後世に伝えることを目的に、水戸市立博物館が開催している講演会の語り部の一人、田添洋子さんは、東京生まれの88歳です。6人きょうだいの上から2番目で、昭和19年、父親の出身地である水戸に疎開してきました。

戦後は、日立市や水戸市の中学校で教師として働きました。戦時中については、戦争を鼓舞する軍歌やラジオが多かったと振り返りました。そのうえで現代社会について、「いろいろな情報があふれているが、正しい情報の見極めが大切」と訴えました。