革労協活動家を再逮捕　偽名で宿泊疑い、警視庁

偽名で宿泊施設に泊まったとして、警視庁公安部は8月14日、有印私文書偽造・同行使の疑いで、革労協主流派非公然活動家の田中優容疑者46歳を再逮捕しました。公安部は14日、東京都杉並区の活動拠点「現代社」を家宅捜索し、記録媒体など5点を押収」しました。

公安部は警察官に事情を聴かれた際、偽名の書類を提出したとして、4月20日に有印私文書偽造・同行使の疑いで田中容疑者を逮捕しました。革労協が主流派と反主流派に分裂した1999年以降、主流派の非公然アジトを全国で初めて家宅捜索していました。田中容疑者はその後、同罪で起訴されました。

再逮捕容疑は4月16日、茨城県内の宿泊施設で、活動家であることを隠すために宿泊登録カードに他人の名前や虚偽の住所と電話番号を書き、提出した疑いです。公安部によりますと、黙秘しているということです。

革労協主流派は、5月の広島市で開かれたG7広島サミット 先進国7カ国主脳会議に対して反対運動を展開していました。（共同）