バーガーカフェ　週末などに地域活動　ライブ会場にも　つくばみらい

つくばみらい市にあるハンバーガーを楽しめるカフェが、店舗をライブスポットや地域の活動に活用する試みを始めました。店主は「地域のたまり場として活用いただけたら」と話しています。

このカフェは「カフェ＆バーガー『モンタナ』」で、4月にオープンしました。都内で店舗などの設計をしている松村章吾さんが、パン屋だった空き店舗にまず、設計事務所を設けました。その後、3年かけて自らリフォームし、ハンバーガーを楽しめるカフェをオープンさせました。アメリカのモンタナ州を思わせる雰囲気とハンバーガーを楽しもうと、地域の住民などを中心ににぎわっています。

この場所は、地域活動への活用も提案していて、この日は「十字郎」の名で音楽活動を行っている、千葉県の会社員、本多元さんがライブをしました。15席前後のフロアで、およそ10人がハンバーガーなどを食べながら本多さんの歌に聴き入りました。ライブ中には客がステージに混じってピアノを演奏、そろって打ち上げていました。ライブ自体は本多さんの提案ですが、松村さんも「地域の活性化になる」と応じ、週末の午後6時ごろからの時間で店舗を貸すことにしました。今後もライブだけでなく、さまざまな地域活動を招きたい考えです。

つくばみらい市は、TX・つくばエクスプレス沿線を中心に若い世代などの人口が急増していて、住民の新たな「たまり場」づくりに、一役買っています。