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2023年07月19日(水曜日)

北水会グループ 特養「もくせい」に 新たな仕事着 地域に溶け込む介護イメージ

北水会病院や社会福祉法人・北養会などで作る北水会グループが、国内アパレル大手の「アダストリア」と協業し、水戸市の特別養護老人ホーム「もくせい」に新たな介護職員の仕事着を登場させました。

「きつい、汚い」との印象を持たれがちな介護職の人材確保につなげようとする試みです。新たな介護着は、軽量で立体感を出しながらも、カジュアルになりすぎないデザインで、地域に溶け込む介護を表現したのが特徴です。 ウエストの締め付けもなく、楽にはけてすっきり見えます。

北水会グループから、新たな介護服のデザインや作成などを依頼されたのは、アダストリアのライフスタイルクリエイション部です。他業種の新規ビジネスを支援してきたノウハウを生かし、BtoB・企業間取引のプロデュース事業を行っています。介護で頑張っている人が不幸になるという理不尽を社会からなくそう、という取り組みにもなっています。

茨城県では昨年度、124人の介護職員が不足しています。また、施設での介護職員の定着も課題で、茨城県の介護職員の2021年度の離職率は14・4%です。人材確保は大きな課題となっています。

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