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2023年07月18日(火曜日)
土浦市とかすみがうら市 新交通サービス 「グリスロ」の実証実験スタート
土浦市の神立地区とかすみがうら市の稲吉地区で、7月18日から「グリーンスローモビリティ」の実証実験の運行がスタートします。通称「グリスロ」と呼ばれる交通サービスは、時速20キロ未満で公道を走行できる電気自動車を活用した移動サービスです。
記念の式典は7月15日、土浦市の安藤市長と、かすみがうら市の宮嶋市長が参加し、土浦市で行われました。
「グリスロ」の定員は7人、利用は無料で乗車予約も不要です。神立駅西口と神立地区、神立駅西口と稲吉地区をそれぞれ循環し、 1日7便を運行します。高齢化が進む地域の新たな交通手段、観光客の周遊手段としての可能性を検証します。
実証実験は来年2月29日までで、土浦市とかすみがうら市で作る協議会では、利用者にアンケートを取り、運賃など利用ニーズを探りたいとしています。「グリスロ」の実証実験は神立地区や稲吉地区のほかに、土浦市のおおつ野地区でも行われます。また、土浦市内では「グリスロ」の実証実験の期間中、時刻表や決まったルートはなく事前予約を前提とした乗り合い型の「AIデマンドバス」の実証実験も行われるということです。