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2023年07月18日(火曜日)

あすなろの郷 建て替え  2025年オープン予定 起工式

茨城県社会福祉事業団が運営する、茨城県内最大の障害者支援施設「茨城県立あすなろの郷」で、民間での難しい支援に特化した県立の「セーフティネット棟」を敷地内に新設する工事の起工式が7月12日、水戸市杉崎町の建設予定地で行われました。

起工式は、関係者らが玉串をささげて工事の安全を祈りました。新たな施設では、民間での対応が難しい強度の行動障害、医療的ケアが求められる重度障害の利用者らを対象に支援し、工事は2025年度の完成を目指します。鉄筋コンクリート造り2階建てと、木造1階建ての2棟で、入所者の居室だけでなく病院、通所施設の役割も担います。

今後は384人の入所者のうち、228人が「セーフティネット棟」など敷地内の県立施設に、残る入所者を既存の施設に移すことになっていて、県では、民間に移る人については「若干名に止まっている」としています。

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