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2023年07月14日(金曜日)

ひたちなか・自衛隊による パプアニューギニア軍への能力構築支援

自衛隊や防衛省が他国の軍や軍関係者の人材育成などを行う能力構築支援事業が、ひたちなか市の陸上自衛隊勝田駐屯地で行われており、このたび、パプアニューギニア軍への実習の様子が報道陣に向けて公開されました。

能力構築支援事業とは、日本の安全保障環境の改善や、支援する国との関係の強化を目指し、災害や医療などの分野での人材育成を支援する事業で、2014年から始まり、東南アジア諸国を中心に今まで16か国・1機関に支援を行っています。

今回のパプアニューギニア軍への支援は、主に災害救助の機械整備の面において2020年から始まっており、ことしは主に油圧ショベルの整備について4人が来日して3週間の研修を受けています。実習を受けたパプアニューギニア軍のロビン・ポカイエ軍曹は、「油圧ショベルは、自然災害の多いパプアニューギニアでも道路の石などの撤去に使うので、満足のいくプログラムを受けられた。ぜひ今度は、より長い期間研修を受けたい」と感想を述べていました。 

 

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