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2023年07月06日(木曜日)

「地域防災EXPO」に茨城県内からも来場

6月、東京ビッグサイトで自治体などを対象にした防災展が開催され、茨城県内を含め、全国から関係者が来場しました。「地域防災EXPO」は、全国の自治体向けに、地域防災に関する各種製品・サービスなどを扱う企業が一堂に会する展示会で、近年、大規模な地震・台風などによる災害が全国的に増えていることを受けて、去年から開催されています。 

会場では、各社が最新の防災製品を自治体にアピールしました。このうち、古河市にある陸上自衛隊古河駐屯地の担当者は「人手がかからず、省力化がお金で解決できるのでよい」と話しました。

隣接する、関連イベントの会場ではDX・デジタル変革で、業務の効率化や行政サービスの向上に取り組みについて取り組みを紹介するブースもあり、事務局の福島美咲さんは「一堂にいろんな製品が会す中で、いい製品を持ち帰って導入を検討していただければ、生活を豊かにするサービスの導入につながっていく」と話しました。

展示会には、茨城県内だけでなく、全国の自治体担当者も訪れていて、岐阜県高山市でDX=デジタル変革を推進するマイナンバーカードの担当者は「コロナでテレビカメラが進んだので、おもしろい取り組みも見つかった」と話しました。

国は、防災のデジタル変革を自治体に求めていて、DXをアピールする企業の出展が去年の1・5倍に増えたほか、インフラの老朽化対策などを学べるシステムインフラ展示もありました。

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