太陽光発電所の銅線ケーブル盗む カンボジア人の男3人逮捕　余罪多数か

（写真はすべて茨城県警提供）

去年12月、小美玉市の太陽光発電所から、銅線ケーブルを盗み出したとして、鉾田警察署・茨城県警捜査第三課・国際捜査課の合同捜査班は7月5日、カンボジア人の20代の男3人を窃盗の疑いで再逮捕しました。

逮捕されたのは、栃木県野木町の無職ホート・パリ容疑者28歳、古河市諸川の無職ポッチ・ホン容疑者27歳、群馬県大泉町の無職カー・ボレイ容疑者37歳の3人です。

茨城県警によりますと、3人は去年12月25日から27日までの間に、小美玉市後地の太陽光発電所から、ケーブルおよそ850メートル時価にして550万円相当を盗み出した疑いが持たれています。この3人は、去年12月に阿見町の太陽光発電所からおよそケーブル1870キログラムを盗み出した疑いなどで、ことし4月に通常逮捕されていました。茨城県警によりますと、3人はいずれも不法滞在の状態で、同じ不法滞在のカンボジア人同士のコミュニティの中で、組織的に盗みを繰り返していたという事です。この3人以外に、カンボジア国籍の男が2人逮捕されています。警察は、余罪の確認と、共犯者について捜査を続けています。