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2023年07月05日(水曜日)
飲料大手と4市が協定 ペットボトル再利用
アサヒ飲料とキリンビバレッジは7月4日、常総、取手、守谷、つくばみらいの4つの市と協定を結び、使用済みペットボトルを再生し、繰り返し使う取り組みを始めると発表しました。
来年4月から、4つの市で回収されたペットボトルの全量をペットボトルに再生し、2社の商品に再利用します。石油由来の原料から新たにペットボトルを作るのに比べ、CO₂の排出量をおよそ6割削減できるということです。守谷市にはアサヒビール、取手市にはキリンビールといったそれぞれのグループ会社の工場があり、自治体と連携するきっかけになりました。
アサヒ飲料の守谷弘幸常務は「若い方の環境への意識というのが高い。
現在は繊維製品やシートなどリサイクルする業者に売却しているペットボトルも4月からは原料化する施設に送られ、再びペットボトルとなって容器に使われます。