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2023年07月04日(火曜日)
仮称「上曽トンネル」 3・5キロが貫通 石岡市・桜川市
石岡市と桜川市が整備を進めてきた仮称「上曽トンネル」が貫通しました。関係者160人が集い、7月4日、貫通式典が行われました。
仮称「上曽トンネル」は全長3・5キロ、143億円あまりをかけ建設が進められてきました。交通の難所「上曽峠」を貫きます。「上曽峠」は見通しの悪いカーブが続き、雪が降るたび、凍結で通行止めになります。
式典では、通り初めや鏡開きなども行われ、工事を受注した建設事業の共同企業体などを労いました。
トンネルの完成で、災害時の緊急輸送や石岡・桜川両市の交流促進が期待されます。今後、岩盤の補強や路面の舗装を仕上げ、2年後の供用開始を目指します。石岡市は最後の掘削地点で採れた「貫通石」の、「ふるさと納税」返礼品への活用などを検討します。