自動車盗の男ら3人逮捕 6県であわせて35件

茨城県をはじめ、近くの6県でトラックや高級車を中心に盗みを繰り返していた3人組の事件を捜査していた茨城県警捜査第三課・福島県警・古河警察署の合同捜査本部は7月3日、合わせて35件、被害総額およそ6000万円の余罪を確認したと発表しました。

逮捕、送検されたのは、すでに窃盗の罪で判決が確定している、いわき市に住む45歳の建設作業員の男と、住所不定・建設作業員の横田太樹容疑者40歳、住所不定・無職の中山稔容疑者45歳の3人です。

茨城県警によりますと、3人は、おととし7月から、去年8月にかけて、茨城県をはじめ福島、栃木埼玉、群馬、千葉の6県で、キャンインベーダーと呼ばれる自動車内の通信ネットワークに不正侵入する機械を用いて、大型の貨物車や高級車を中心に盗みを繰り返していた疑いが持たれています。3人は容疑を認めており、「キャンインベーダーを使用して盗んだ。車は外国人のヤードに持ち込んだ」と供述しているという事です。