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2023年06月26日(月曜日)

牛久沼の越水で、国の水位計が当時不具合

記録的な大雨の影響で越水した牛久沼で、国が管理する水位計が正確な情報を表示できず、不具合が発生していたことが分かりました。

国や県に、水位表示の不具合についての情報共有が不足していたとして、龍ケ崎市は情報共有の強化のほか、「避難判断水位」を設けるなど、対策の検討を求めていくことにしています。龍ケ崎市は6月3日の午前10時すぎ、市民からの通報で越水を把握しました。しかし、国土交通省の八間堰近くの水位計は越水が確認された8時間前の午前2時から正確な情報が表示できない不具合が発生していました。午後1時には「閉局」と表示され水位は一切、わからない状況となりました。

茨城県では大河川などは水防法に基づき「水位周知河川」に指定し、「避難判断水位」を設けて市町村に通知していますが、牛久沼は水位周知河川に指定されておらず、現在は水害情報を茨城県から共有する運用にはなっていません。「国や市町村と迅速に情報共有できるよう、体制を構築する」としていて、龍ケ崎市では、今後、情報共有の強化のほか、「避難判断水位」を設けるなど、対策の検討を求めていくことにしています。

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