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2023年06月26日(月曜日)

「霞ヶ浦キャビア」全国へ 低塩分、食感に業界注目

茨城県が、霞ケ浦流域で養殖したチョウザメの卵から作った「霞ケ浦キャビア」の生産を本格化させます。地元企業が東京のフランス料理店の協力を得て、低塩分と卵本来の食感を実現しました。県が独自開発した技術により生産コストが引き下げられ、ホテルや卸売業者から注目が集まっているということです。県は、国産キャビアで先行する宮崎県の座を虎視眈々と狙います。

キャビアはチョウザメの卵の塩漬けで、世界三大珍味の一つです。チョウザメが卵を採取できるまで成長するのに10年ほどかかる上、雄と雌の判別が難しく、コストがかさむため高級食材とされます。(共同)

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