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関東大震災100年 東京国際消防防災展
5年に1度の大規模な防災などの展示会「東京国際消防防災展」が都内で開かれ、関東大震災から100年となるのにあわせ、当時の被災状況を伝える特別展示も行われました。
会場の東京・江東区の東京ビッグサイトには、当時の被災状況などを伝えるスペースが設けられ、被災者の体験記をもとに制作されたアニメーションが上映されたほか、炎や煙が竜巻のようになって被害をもたらした「火災旋風」をプロジェクションマッピングで再現するコーナーが設けられました。被害が大きかった上野や銀座の当時の写真が展示されたほか、震災が起きたころに使われていた消防ポンプ車も展示されました。
会場では最先端の技術を駆使した防災製品が紹介されました。心停止状態の人への救命道具となるAED=自動体外式除細動器の電気ショックを、ボタンを押さず流すことができるオートショックAEDの最新商品が展示されていました。いざという時により使いやすく設計されているということです。
さまざまな展示を通じ、参加者は防災のあり方を体感していました。