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中野政務官視察 取手 記録的大雨から1週間
先週末の記録的な大雨からきょうで1週間です。中野英幸内閣府政務官がきょう、浸水被害を受けた取手市の双葉地区を視察しました。取手市役所に到着した中野政務官は「避難生活を送っている人がいると聞く。浸水被害状況をしっかりと確認させていただきたい」とあいさつしました。
中村修市長との意見交換のあと、双葉地区に移動し、被害状況の説明を受けました。
双葉地区の復旧作業や排水路なども視察し、中村市長から小貝川のそばに排水ポンプを新たに設置してほしいといった要望を受けました。
中野政務官は視察後「思った以上にきびしい状況。国直轄の排水機場整備の要望もいただいているので、できるかどうか、取手市や茨城県などとも調整しながら話を進めたい」と述べました。中村市長は国に求めた協力の内容について「取手市内の中小河川整備などの治水対策、市内全域の治水対策に手厚く取り組んでほしい」と述べました。双葉地区は、牛久沼と小貝川に挟まれた場所にあります。これまでの大雨では、排水ポンプで双葉地区の水を抜いてきましたが、今回は排水能力を超えて、大きな浸水被害につながったのではないかとみられています。