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2023年06月06日(火曜日)
台湾の胡忠一農糧署長、県庁表敬
農業を通じた地方創生などを進めようと茨城県内を視察している台湾政府の事務次官胡忠一(こ・ちゅういち)農糧署長らが、6月6日茨城県庁を表敬訪問し、体調不良で欠席した大井川知事の代わりに対応した横山副知事らに農業を含めた物的人的な交流に知恵を貸してほしいなどと要望しました。
来日した6月4日から数えて3日目、胡署長らは、きょう(6日)、常総市の「道の駅」を視察したりひたちなか市にある小中一貫の「美乃浜学園」で給食のレシピを交換するなどの交流を深めました。
胡署長らによりますと、台湾は、国内の市町村で唯一現地事務所を出している笠間市とは5年の付き合いがあります。茨城県内に日本と台湾の首長連盟の県支部が出来たことから今回の県内視察に合わせて水戸市内で交流会も開かれました。参加した19の市町村に対し学校給食へバナナやパイナップルを売り込む一方で笠間の栗の加工品を使ったメニューをことし(2023年)の11月にも台湾の学校給食に導入することも明らかにしました。