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2023年06月02日(金曜日)

春闘賃上げ率 30年ぶり3%超え 連合茨城

連合茨城は6月1日、5月30日時点の茨城県内の春闘の賃上げ状況を発表し、これまでに妥結した、49の組合の平均賃上げ率は30年ぶりに3%を超えました。

今年の春闘で、茨城県内では、61の組合が賃上げを要求していて、これまでに49の組合が妥結しました。定期昇給とベースアップ相当分をあわせた平均の賃金引き上げ率は3・33%となっています。平均の賃上げ額は月額9026円で、去年の同じ時期に比べて2399円高くなっています。賃上げ率が3%を超えるのは1994年以来、およそ30年ぶりです。業種別で比較すると、製造業が9497円と最も高く、去年の同じ時期との比較でも3111円高くなりました。また、連合のまとめで、短時間や契約など、有期契約の労働者の賃上げ額が月額8849円、人手不足への対応なども踏まえた高額回答が示されていることも明らかになりました。300人未満の中小組合の従業員の賃上げ額8328円と比べ、500円以上高くなりました。

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