視覚障がい者　公共交通機関移動サポート 電車とバス、アプリの実証実験

視覚障がい者が鉄道やバスに乗り換える際の移動をサポートしようと、つくば市でこのほど、点字ブロックのQRコードを読み取ると音声で案内するアプリの実証実験が行われました。

視覚障がい者向けアプリの有効性を検証しようと、つくばエクスプレスのつくば駅やバスターミナルで行われ、筑波技術大学の学生で視覚に障がいのある5人が参加しました。

バスを降りて電車に乗り換える設定で、学生たちが視覚障がい者向けのナビゲーションアプリ、『SHIKAI』を使って点字ブロックに描かれたQRコードを読み取ると、ホームまでの道順を案内する音声が流れていました。

鉄道とバスという、公共交通機関が相互に連携する実験としては全国初の取り組みだということです。