茨城県警　長野の立てこもり事件受け　改めて安全対策強化へ

5月25日に長野県中野市で発生した警察官などあわせて4人が死亡した立てこもり事件について、茨城県警は、改めて現場に向かう警察官に対し、安全対策を強化する考えを示しました。

この事件は、5月25日の午後4時25分頃、長野県中野市で、ナイフや猟銃を使用し、女性が刺されたとの通報を受けて駆け付けた警察官2人などあわせて4人が死亡した事件で、死亡した警察官2人は銃を装備していなかったことがわかっています。

この事件を受け、茨城県警は事件の翌日には、無線などを通して、現場に臨場する警察官に対し、いつ・どこでもこの事件は発生しうる事。現場臨場をする際は、状況を確認し、油断しない事。最悪の事態を想定し、装備資機材を有効活用する事の3点を伝えたという事です。

また、一瀬圭一本部長は、「日ごろから、警察官個人を取り巻くリスクや事件に対する具体的なイメージを持ち、実際に起きた場合どうするか考える癖をつけさせる事が重要だ。」と述べました。